当社独自の分解技術を活用し、様々な未利用資源から成分を高純度で抽出、
余すことなく製品化して参ります。
研究事例
ヨシキリザメ
遠洋漁業でどうしても網に掛かってしまうサメですが、ヒレ以外はお金にならず、胴体も大きいため、漁船の限られた冷凍庫のスペースを取ってしまいます。このことからヒレだけを切って胴体を海洋投棄する「フィニング」が横行しており、社会問題となっています。
サメは高タンパクである一方、アンモニアを含有するため、新鮮な状態でないと食用が難しいとされていました。当社では特殊な乾燥方法を用いることで、アンモニアの除去に成功し、高タンパクなサメ粉末が完成しました。
様々な未利用魚、魚の加工残渣
余分な灰分(骨)や脂質を分解・除去することにより、高純度な動物性タンパク質原料が完成しました。
廃棄野菜、野菜の加工残渣
他にも、トマト栽培の際に大量に廃棄される茎や葉、カット野菜工場で廃棄されるキャベツの芯等、様々な原料に取り組んでいます。
(製品化に向けて一部研究中)